ダブルスでもシングルスでもクロスに打つシチュエーションは多いが、左右に動かされてクロスに打ち返すことは難しい。クロスに打てばボールはネットの一番低いところを通るのでネットしにくく、ストレートよりも距離が長いのでアウトしにくい。テニス初心者は徹底的にクロスを練習しよう。
練習法(人数 / 2人以上)
・レッスン生はベースラインに2列に並ぶ。コーチはラケットでボールを出す。
①フォア(バック)5球打つ。狙いはクロスの深いところ。1球打つたびにセンターマークまで戻る。
②逆の列に並ぶ。
<ポイント>
・コーチからボールが出されたら、ラケットを引き、しっかりと肩を入れた状態で、打点に移動しよう。円を描くように回り込んで打つイメージで。
・膝を曲げて、目線を下げ、重心を低くして打とう。
・クロスに深く打つときは、フォロースルーを大きくするのがポイント。フォロースルーが小さいとボールは浅くなる。
・センターマークまで戻るときはサイドステップを使おう。