状況によっては「前衛でも守る」という意識を持っていますでしょうか。
パートナーがどの位置で打つかによって、守りにつく時のポジションが変わってきます。
例えば、パートナーがサイドに追い出された時は、ストレートに返球する可能性が高いです。そこで、相手の前衛のボレーを取るために、センターライン寄りに下がって構えます。
また、パートナーがベースラインのかなり後ろから打たされるケースでは、返球はロブになる可能性が高いです。その時は、サービスラインの後ろまで一度下がって構えます。
また、パートナーがアプローチショットを打って前に詰める時は、前衛は下がる必要はありません。
要するに、前衛が守りにつく時は、「コート半面の中でパートナーが動いた方向と一緒に動く」のがセオリーであり、「パートナーとの距離をいつも一定に保つように動く」のがコツです。
(1)パートナーがサイドに追い出されたら、前衛も同じ方向(センター)に下がります。
(2)パートナーがセンターに寄ったら、前衛も同じ方向(サイド寄り)に下がります。
(3)パートナーが後ろに下がったら、前衛も同じ方向(サービスラインの後ろ)に下がります。
(4)パートナーが前に出たら、前衛も同じ方向(攻めの前衛の位置)で構えます。