ダブルスで相手サーブをブレイクするために(2)

相手が平行陣の場合、パートナーがクロスリターンし、相手サーバーにファーストボレーさせて、そのボールをポーチする。

平行陣相手のサーブをブレイクするために(1)サーバーのファーストボレーをポーチする

ポーチをするためには、少しでも前に詰める必要があります。また、相手前衛のポーチをケアしなければなりません。相手前衛のポーチがないと判断したら動き出しますが、相手はサービスライン近くまで出てきています。スタートのZ-5からサイドケアで少しでも前に詰めて、相手ファースボレーにプレッシャーをかけましょう。
また、相手サーバーは、ファーストボレーではあまり余裕はありません。なかなかコース変更ができないものですので、パートナーのリターンがいいときは、早めのタイミングでポーチに出てプレッシャーをかけましょう。

レシーバーサイドの前衛のポジションの取り方.003


平行陣相手のサーブをブレイクするために(2)サーバーのファーストボレーをストレートに打たせる

わざとストレートを開けておいて、相手にファーストボレーを打たせておいて、ポーチに出ましょう。
ストレートをガラガラに見せるために、パートナーがリターンを打つときに、いつもよりセンター寄りでネットに詰めましょう。クロスにファーストボレーを打とうと思って出てきたサーバーに、ストレートにコース変更してみようと思わせることで、精神的揺さぶりをかけられる。また、早く動くことで、サーバーの目に入れば、ボレーミスを誘うことができます。
心理戦で勝利をものにしましょう。

レシーバーサイドの前衛のポジションの取り方.004

 


平行陣相手のサーブをブレイクするために(3)サーバーにバックのハイボレーを打たせる

どんな選手でも、バックハンドのハイボレーは難しい。このショットを相手に打たせた時は、ポーチに出ましょう。
パートナーのストレートロブが甘くなると、ハイバックボレーでも攻めてくるケースがあります。したがって、ポーチに出るタイミングは、相手サーバーのバックボレーをする体勢で変わります。自分の動きを相手が見えていられるかによって、動き出しのタイミングを遅くしたり、早くしたりしましょう。

雁行陣相手の時は、時間より深さを優先しますが、この場合は相手陣形を崩すために滞空時間を少しでも減らしましょう。できるだけ、低いロブのリターンが打ちましょう。

レシーバーサイドの前衛のポジションの取り方.002


平行陣相手のサーブをブレイクするために(4)ストレートアタックからのポーチ

相手ポーチを防ぐためにも何本かストレートリターンは打っておかなければならない。この作戦の場合、ポジションを前に詰める必要はありません。リターンするパートナーがコートの外へ追い出された時だけ、センターラインをまたぐように横に動きましょう。相手前衛がボレーでつなぐところを、すかさずポーチに出ましょう。ストレートリターンを打つ立場になったとしても、前衛が守ってくれていると思えば、思い切ったストレートが打てます。

レシーバーサイドの前衛のポジションの取り方.005

コメントを残す

このページの先頭へ